(原子力防災用空気浄化ユニット付エアシェルター)
クリーンエアシェルターとは
クリーンエアシェルターは、原子力防災対策への積極的貢献を目的とした、
高信頼性、簡便性、経済的合理性を兼ね備えた空気浄化ユニット付きエアシェルターです。
クリーンエアシェルター® Clean Air Shelter®は、登録商標です。

簡単・迅速
緊急時に体育館、公民館、医療施設等に簡単に設置でき、設営も少人数で迅速にできます。
高い設置適合性
エアシェルターのサイズはニーズに応じて、大型(100人収容規模)から小型(数十人収容)まで自由設計で縦横高さも調整可能です。
また、間仕切り等内部のレイアウトもオリジナル対応します。

設置イメージ
軽量・コンパクト
帝人フロンティアと共同開発したエアシェルターは超軽量の高強力ポリエステル素材を使用し、保管もたいへんコンパクトです。
空気浄化ユニットは円筒型HEPA及び活性炭素繊維フィルタを採用することで、軽量かつコンパクト化を実現しました。
信頼の高性能
HEPAフィルタは捕集効率99.97%以上(粒子0.15µmm)
よう素フィルタ(活性炭素繊維)は捕集効率99.99%以上(ヨウ化メチル;初期効率)
クリーンエアシェルターの仕組み

- クリーンエアシェルターは、空気浄化ユニットによりエアシェルター外部の放射性物質を99.9%以上除去した清浄化空気を、エアシェルター内の退避区画に供給します。
- 更に、空気浄化ユニットで清浄化された空気でエアシェルター内を陽圧化することで、放射性物質がエアシェルター内に進入するのを防ぎます。
- クリーンエアシェルターは体育館などの室内に設置しますので、風の影響が無いことからエアシェルター内は、低い陽圧(数パスカス程度)で対応できます。
(一方、建物を陽圧化する場合は、強風で放射性物質が建物内に吹き込まないよう、100パスカル以上の陽圧が要求されます。)
クリーンエアシェルター仕様
クリーンエアシェルター

本体の取出
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グランドシートの位置決め
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展開
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空気浄化ユニットへの接続
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展張開始
特徴
- 平常時
- コンパクト保管(体育館等は従来どおりの使用スペースを確保)
- 緊急時
- 避難建屋内で開梱、空気浄化ユニットからの供給空気によりエアシェルターを展張(エア供給開始から10分程度で展張)
- 内部
- 吊下式の間仕切りを取り付けることで部屋割りも可能
- 出入管理
- ダブルロック区画を設け、汚染管理を行う
- 設置工事
- 建物の気密化工事不要のため、工事騒音や使用不可期間なし

展張デモ用シェルター(W8.0m×D4.8m×H3.0m)

展張デモ用シェルター(W15.0m×D11.0m×H3.7m)

福井県敦賀市納入(W8.0m×D15.4m×H3.9m)

福井県おおい町納入(W8.0m×D21.2m×H3.7m)

内部(w8.6m×23.0m)

福井県高浜町納入(W10.0m×D23.0m×H4.0m)
空気浄化ユニット
構成機器
送風機+HEPAフィルタ+放射性ヨウ素除去フィルタ
風量
約6,000?/h(100?/min)
エアシェルター展張と避難エリア内に分配して供給
放射能除去効率
※要援放射線防護対策工事向けに、空気浄化ユニット単体のご提供も可能です。
お問い合わせ先
採用をご検討の自治体の皆様へ
ご要望があれば、お近くの体育館での展張デモについてのご相談をうけたまわります。
〒105-0001
東京都港区虎ノ門三丁目8番21号
虎ノ門33森ビル4階
TEL:03-5408-8611(代表)業務部
FAX:03-5408-8601
展張デモ用シェルター
